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AIニュース10選【8/9】Xの収益分配が9月7日終了、Claude Codeほか

みなづちです。
2026年8月9日時点で押さえておきたいAIニュースを、重要度順に10件まとめました。
今回は、Xがクリエイター収益分配を9月7日で終了し、新しい「オリジナルコンテンツ報酬プログラム」へ全面的に切り替えること、Claude Codeが8月14日からPro・Max・Teamで自動モードを既定にすること、そしてGemini Omniの動画10本無料枠が日本時間8月12日15時59分で終わることが大きなテーマです。
本記事では、以下のポイントから解説します。
- Xの新しい報酬制度は何を「オリジナルでない」と定めたのか。日本は対象国に入っているのか
- Claude Codeの自動モードで、毎回の許可確認がどう置き換わるのか。戻し方はあるのか
- Gemini Omniの無料枠がいつまでで、日本語での告知が出ていないこと
- xAIのImagine Image 2.0で何ができるようになったのか。「世界2位」は誰が測った数字か
- 弥生・freee・マネーフォワードが同じ日に会計・税務向けAIを発表したこと
なお本日は、日本時間8月7日11時から8月9日11時までの48時間から選んでいます。直近24時間だけでは一次発表が4件しかなく、そのうち記事として読ませられるものが1本だけだったためです。米国の土曜日にほぼ丸ごと重なったことが理由でした。
あわせて、告知がこの窓より前でも期限が今まさに迫っている2件(③のGemini Omni無料枠と、⑦の本日停止予定のChatGPT Atlas)だけは例外として入れています。この2件は見出しに告知日を明記しました。なお⑤の3社は8月7日の発表ですが、原典に時刻の記載がなく、窓の起点より前だった可能性があります。
見出しの日付は日本時間です。ただし②と④だけは原典に時刻の表記がなく、掲載日付(米国時間)を使っています。ドル建ての金額は1ドル160円で換算しています。
今日の10本は期限つきが4件。Xの収益分配終了とClaude Codeの結論

まず結論からお伝えすると、今日の10本のうち4本には、読者が動くべき期限が書かれていました。しかも4つとも日付が違います。
いちばん重いのが①です。Xがクリエイター収益分配を9月7日で終了し、8月7日をもって新規の申し込みを止めました。今受け取っている人は9月7日まで稼げますが、そこで打ち切られます。新しい「オリジナルコンテンツ報酬プログラム」への移行は自動ではなく、9月8日から順次開放される申請に自分で通す必要があります。
②は8月14日です。Claude Codeで、Pro・Max・Teamの新しいセッションが自動モードで動くようになります。毎回出ていた許可の確認が、分類器による事前の遮断に置き換わります。
③は日本時間8月12日15時59分。Gemini Omniで動画を10本まで無料で作れる期間が、そこで終わります。日本語メディアはまだ延長を報じていません。
⑦は本日8月9日です。ChatGPT Atlasが停止予定日を迎えます。ブックマークも開いているタブも閲覧履歴も自動では移りません。ただし原典にタイムゾーンの記載はなく、日本時間8月9日11時の時点で米国はまだ8月8日です。
残りの6本のうち、⑤にも申込の期限がありました。弥生・freee・マネーフォワードが同じ8月7日に会計・税務向けのAIを発表し、弥生のβ体験の申込は9月14日まで、freeeの月次チェックエージェントの無償提供は8月28日から9月14日までです。ただしこちらは会計事務所側が動く期限で、一般の読者が動くものではありません。
④⑥⑧⑨⑩は期限のない話でした。④はxAIが画像モデルのImagine Image 2.0を提供開始し、⑥はOpenAIによるNextSlideの買収が創業者から明かされ、⑧はGitHubがCopilotの効果測定に投資対効果の欄を足しています。⑨と⑩は開発者向けの更新です。
筆者の視点:Xの「オリジナル」とClaude Codeの「毎回は聞かない」

僕自身、今回のニュースを追う中で考えたことがあります。
Xが決めたのは「AIかどうか」ではなく「オリジナルかどうか」だった
①でいちばん誤読されそうだと思ったのが、ここでした。
Xの新しい報酬プログラムは、「オリジナルでないもの」を4つ挙げています。コピーされたもの、わずかに改変しただけのもの、寄せ集めたもの、他のプラットフォームから原作者以外が持ち込んだものです。この4つはどれも、AI生成かどうかとは別の話です。
一方で、支払対象外の条件を並べたリストの中には「自動化された手段で作成または投稿された(Was created or posted using automated means)」という1行があります。ここだけを取り出せば、AIで作ったものが外れるようにも読めます。
ただ、原文はこの automated means が何を指すのかを定義していません。下書きをAIに手伝わせた場合と、全自動で投稿する場合の線引きも、予約投稿ツールやAPI経由の投稿の扱いも書かれていません。判定の方法も書かれていません。
だから「XがAI生成コンテンツを収益化の対象外にした」と書くと、原典を超えます。書けるのは、オリジナルでないものを4つ名指しし、自動化された手段という条件を1行入れたまでです。
Claude Codeの「毎回は聞かない」は、97%の裏返しだった
②で目を引いたのは、Anthropicが挙げた数字のほうでした。
原文は「Claude Codeでは利用者が許可の確認の97%を承認している」と書いています。毎回聞かれても、ほぼ全部が通っている。確認が形骸化しているという自己申告です。
そのうえで、有償テスター1,053人を使った対照実験の数字を出しています。「人間のレビューが危険なコマンドを捕まえたのは13.6%にとどまり、自動モードは89%を捕まえた」。人間より分類器のほうが止められている、という主張です。
ただしこの実験は評価専用の環境で行われていて、参加者は自分のコードベースではなく評価環境で作業し、評価されていると認識していました。実際に危険なコマンドが走ったわけでもありません。実運用の数字として一般化はできないと読むべきだと思いました。
Anthropic自身も末尾で「分類システムに依存しているので、リスクをなくすものではない」と書いています。ここは正直だと思います。
「今日から」と「8月14日から」が同じ記事の中で分かれていた
3つ目は、②の書き方そのものです。
記事のタイトルは「Auto mode is now the default(自動モードが既定になりました)」と現在形です。ところが本文の書き出しは「Claude Codeで自動モードを既定にします。8月14日から、Pro・Max・Teamプランの新しいセッションは自動モードで動きます」で、既定化はまだ先です。
掲載当日から有効なのは、分類器の追加トークン分を課金しなくなったことだけでした。原文は effective today と明記しています。
しかも同じ日に出たもう1本の記事は、冒頭で「自動モードはClaude Codeの既定の設定です」と言い切っています。同日公開の2本で表現が食い違っている状態です。
見出しだけを引くと「もう既定になった」と書いてしまうので、注意が要る書き方だと思いました。
①X、クリエイター収益分配を9月7日で終了しオリジナル報酬制へ(8月8日)

Xがクリエイター向けの収益化の仕組みを全面的に入れ替えると告知しました。日本も対象国に含まれています。
8月7日で新規受付を停止、9月7日で終了。最後の支払いは9月11日ごろ
まず日程を確定させます。
X公式のヘルプページには、次のように書かれています。「2026年8月7日をもって、クリエイター収益分配プログラムへの新規登録の受け付けを終了し、2026年9月7日に廃止されます」。
現在参加している人については、「収益分配に参加中であれば、2026年9月7日まで引き続き獲得できます」としたうえで、支払いの回数まで具体的に書かれています。「最後に3回の支払いがあります。通常の支払いスケジュールに沿って8月14日と8月28日に2回、そして9月7日までに発生した収益に対する最終支払いが9月11日ごろに行われる見込みです」。
移行は自動ではありません。「2026年9月8日から、既存の収益分配メンバーが新しいオリジナルコンテンツ報酬プログラムに申し込めるよう、順次アクセスを開放していきます」とあり、申請して要件を満たす必要があります。適格かどうかはクリエイタースタジオから確認できるとされています。
告知はX公式アカウントの日本時間8月8日6時6分の投稿からで、記事本体はX Articlesに置かれています。
「オリジナルでない」の4分類と、報酬の算定基準
新しいプログラムが何に対して払うのかを見ます。
報酬は「適格インプレッション(qualified impressions)」に基づいて計算されます。ヘルプの定義は「ホームタイムラインのフィード上で、投稿の少なくとも50%が表示された、Premium利用者からのユニークなインプレッション」です。Premiumの範囲にはBasic・Premium・Premium+・Premium Businessが含まれます。
同一アカウントからの重複、「有料・プロモーション・人為的に生成されたインプレッション」、不正なインプレッションは除外されます。
そのうえで「オリジナルでないもの」が4つ列挙されています。コピーされたコンテンツ、わずかな改変にとどまるコンテンツ、寄せ集めたコンテンツ、他のプラットフォームからの転載です。4つ目の原文は「他のプラットフォームから取られ、元の制作者以外の者によって再投稿されたコンテンツ」で、自分が作ったものを自分で持ち込む場合は当てはまりません。
日本語圏でいうパクツイ、切り抜きの転載、まとめ投稿は、おおむねこの4分類に当てはまります。
支払対象外の条件はさらに広く、「自動化された手段で作成または投稿された」「収益化のコーチングや収益化の議論、報酬の最大化だけに焦点を当てている」「誤情報や誤解を招く内容を含む」「有用なコミュニティノートが付いている」などが並びます。
なお同じページでAIに言及しているのは、2026年3月3日施行として書かれた「武力紛争のAI生成動画を開示なしで投稿すると90日間停止」という既存の条項の1か所だけです。
参加要件は認証済み利用者から50万、最低支払額は30ドル
要件も変わります。
原文は8項目を「申請時点で以下のすべてを満たすこと」として挙げています。対象国に居住していること、18歳以上であること、良好な状態のアカウントであることが最初の3つです。
続いて個人アカウントまたはビジネスアカウントであること(政治・政府組織のアカウントは対象外)、本ポリシーの定義するオリジナルコンテンツを実際に投稿していること、そして「有効なX Premium、Premium+、またはPremium Businessのサブスクリプションを保持していること」が挙がります。
インプレッションの基準は「過去90日間で、認証済み利用者からのホームタイムラインのインプレッションが50万以上(返信へのインプレッションは除く)」。認証済みフォロワーは500人以上です。
最低支払額は30ドル(約4,800円)で、支払いは現在のところ2週間ごと。アカウントとコンテンツが要件を満たし続けることが条件とされています。受け取りにはクリエイタースタジオで、Stripeの入金アカウント(対象者はX Money Accountも可)を接続し、Stripe経由の本人確認を済ませる必要があります。
この30ドルは今回の切り替えで上がった数字ではありません。旧プログラムの英語版ヘルプも、今回の発表より前から最低支払額を30ドルと書いています。
対象国の一覧には日本が含まれています。ただしX自身による日本語の告知は確認できていません。日本語ロケールの新プログラムのページは英語のままで、日本語版のクリエイター収益配分ヘルプは8月9日11時の時点で旧プログラムの内容のまま、最小入金額も10ドルと表示されています。
単価も原資も書かれていない。手取りが増えるか減るかは不明
限定を確認しておきます。
1インプレッションあたりいくらか、広告収益の何%を原資にするのか、料率はどこにも書かれていません。したがって、いま受け取っている人の手取りが増えるのか減るのかは、原典からは判断できません。
9月8日からの段階開放は既存の収益分配メンバー向けの措置です。それ以外の利用者については日付の指定がなく、要件を満たせば申請を出せるとだけ書かれています。旧プログラムのヘルプも冒頭で新プログラムへの申請を促しています。
参加に必要なプラン名も、ヘルプと規約で表記が食い違っています。ヘルプはPremium・Premium+・Premium Businessと書き、規約は「適格なX Premium、Premium Business、またはPremium Organizationsのティア」と書いています。Premium Basicは閲覧する側としてカウントされるプランであって、参加要件ではありません。
審査は3営業日以内、不承認の場合の異議申し立ては1回まで、その後は90日後に再申請という運用も明記されています。
所感:手取りが分からないまま、締切だけが先に決まった
この件で引っかかったのは、順番でした。
終了日も、最後の支払い日も、申請開放日も、要件の数字も全部決まっています。決まっていないのは、新しい制度でいくらもらえるのかだけです。単価も原資も書かれていないので、比べようがありません。
受け取っている人は、9月7日で今の収入が止まることだけは確実に分かる。そのうえで、9月8日以降に申請して通るかどうかを待つことになります。判断材料がないまま予定だけが動く形です。
日本が対象国に入っているのに日本語の案内がまだ出ていないのも、気になりました。9月7日まで1か月を切っています。
②Claude Codeのauto modeが8月14日から既定に(現地8月7日)

Anthropicが、Claude Codeで自動モードを既定にすると公式ブログで発表しました。
8月14日から新規セッションが対象。課金の撤廃だけは掲載当日から
まず時制を分けます。
原文の書き出しは「Claude Codeで自動モードを既定にします。8月14日から、Pro・Max・Teamプランの新しいセッションは自動モードで動きます」です。既定になるのは8月14日からで、対象は新しいセッションに限られます。
なおこの記事には公開時刻の表記がなく、掲載日付が現地8月7日とだけ分かります。日本時間の何時に出たのかは特定できません。
自分で別の既定を設定している場合は「自動モードに切り替えるかを尋ねる確認が1度だけ出るかもしれません」とされ、既定をピン留め済みなら「何も変わりません」と書かれています。
一方で、掲載当日から有効になったのは課金の話だけです。分類器はツール呼び出しのたびに少量の追加トークンを使いますが、原文は「Pro・Max・TeamプランのClaude Code利用者に対して、その分類器のオーバーヘッド分を課金しなくなりました。本日から有効です」としています。
なお、記事のタイトルは「now the default」と現在形です。同日公開のもう1本の記事も冒頭で既定だと言い切っています。本文の8月14日という日付のほうが具体的なので、そちらを取るのが安全だと思います。
許可の確認をやめて、分類器が事前に遮断する仕組みに変わる
何が置き換わるのかを見ます。
原文の定義は「確認を出す代わりに、取り返しがつかない、破壊的である、あるいは自分の環境の外に向かう操作を遮断することを狙った分類器に、ツール呼び出しを1件ずつ通す」です。
遮断されたときは、たいていの場合Claudeが自分で安全な代替手段を見つけるか、直接確認してきます。そして「3回連続で遮断されるか、1セッション中に20回遮断される」と、手動承認に戻ります。
既存の許可ルールは分類器より先に適用されます。ただし、任意のコード実行を許してしまう広すぎるルールだけは自動モード中は棚上げされます。設定ファイル自体は書き換えられないので、他のモードに戻せばすぐ復活します。データの持ち出しは「Hard denies」として、分類器が決して承認しない設計だとされています。
戻し方はShift+Tab。管理者は設定でピン留めも無効化もできる
利用者が取れる手も書かれています。
「モードを切り替えるには、CLIでShift+Tabを押すか、デスクトップアプリのモードのドロップダウンを使ってください」。1つのキー操作で戻せます。
原文は末尾で「分類システムに依存しているので、リスクをなくすものではない」とし、本番インフラへの重大な変更についてはClaudeの操作を自分で確認するよう推奨しています。
管理者向けには、管理設定の「defaultMode」で組織全体の既定をピン留めでき、「disableAutoMode」で完全に無効化できると書かれています。
対象外の扱いも明記されています。Enterprise、Claude API、AWS上のClaude Platform、Amazon Bedrock、Google CloudのAgent Platform、Microsoft Foundryは「今のところオプトインのまま」とされています。
これらはクラウド各社と連携して「今後1か月のうちに」既定化と課金撤廃を進める予定とされていますが、具体的な日付は書かれていません。なおFreeプランについては、記事中で一度も言及されていません。
根拠の数字は評価環境の実験。原文自身が一般化を戒めている
安全性の根拠として挙げられている数字を、限定ごと見ます。
いちばん目立つのが「人間のレビューが危険なコマンドを捕まえたのは13.6%にとどまり、自動モードは89%を捕まえた」です。有償テスター1,053人による対照実験の結果とされています。
ただしこれは評価専用の環境で、参加者は自分のコードベースではなく評価環境で作業し、評価されていると認識していました。実際に危険なコマンドが実行されたわけではなく、確認の文面を差し替える設計です。実運用の数字ではありません。
実運用のセッションを見た数字も出ています。ただし対象は、安全パイプラインがレビュー用にフラグを立てたセッションで、学習・分析へのデータ利用に同意したアカウントに限られます。そのうえで重大度7以上で切ったとき、「手動承認のセッションの6.3%に、利用者が明示的に頼んでいない有害な操作が含まれていたのに対し、自動モードのセッションでは2.4%だった」とされています。
Apollo Researchとの2週間のレッドチームでは、分類器の見逃し率が12%から7%に下がったとされています。ただし原文は「実トラフィックでの見逃し率として受け取るべきではない」と明示的に釘を刺しています。
同日の姉妹記事には「割り込みが入るまでの稼働時間が、従来の既定と比べて9倍になった」という数字もあります。ただし比較対象と範囲以外、測定期間も母数も算出方法も書かれていません。登場する企業はいずれも自動モードをすでに本番の既定にしている導入先で、Anthropicが取材して構成した事例記事です。
所感:97%承認されている確認は、確認として機能していたのか
この件でいちばん考えさせられたのは、97%という数字でした。
毎回出る確認の97%が承認されている。つまり、ほとんどの場合は読まずに通していたか、読んでも問題ないと判断していたということになります。前者だとしたら、確認は儀式になっていたことになります。
僕もこの手の確認は、内容を見ずに通していることがあります。回数が多いほど雑になるのは、たぶん人間の側の性質です。
その意味で、分類器に置き換える判断自体は筋が通っていると思いました。ただ、置き換えた先が何を止めて何を通したのかは、利用者からは見えにくくなります。Shift+Tabで戻せると書いてあることが、今回いちばん実用的な情報だと思います。
③Gemini Omniの動画10本無料が8月12日15時59分まで(告知8月7日)

Geminiで動画を無料で作れる期間が延長されています。締切が迫っているため、告知日が窓の外ですが取り上げます。
締切は日本時間8月12日15時59分まで
事実関係を確定させます。
Gemini公式アカウントの投稿は次のとおりです。「もっと動画を作る時間を。アプリまたはウェブで、Gemini Omniの動画を10本無料で作れる期限が、2026年8月11日23時59分(太平洋時間)まで延びました。楽しんで」。
投稿は日本時間8月7日4時13分。太平洋夏時間は日本時間の16時間遅れなので、締切は日本時間8月12日(水)15時59分になります。
もともとは太平洋時間7月29日(日本時間7月30日)に始まった無料開放で、当初の期限は太平洋時間8月4日23時59分、日本時間では8月5日15時59分でした。本数は延長後も10本のままで増えていません。対象は「アプリまたはウェブ」で、Geminiアプリとウェブ版の両方です。
元の告知には、ツールメニューの「動画を作成」から生成・編集・リミックスができると書かれていました。
Google AI未加入でも使えるが、それは公式が書いた文ではない
ここは切り分けが要ります。
「Google AIのサブスクリプションがなくても使える」という説明は、Gemini公式アカウントの投稿には書かれていません。海外メディアの記述と、7月末の日本語報道によるものです。Googleの公式ヘルプには、この無料キャンペーン自体の記載が一切ありません。
通常時の条件は、ヘルプの日本語版に明記があります。「個人アカウントでこの機能をご利用いただくには、Google AIプランが必要です」「現在のところ、18 歳未満のユーザーはこの機能を利用できません」「動画編集に使用する動画のアップロードは、EEA、スイス、英国、および米国の特定の州ではご利用いただけません」。これらはキャンペーンの条件ではなく、ヘルプ側の通常の記述です。
10本が期間の通算なのか1日あたりなのかも、原文には書かれていません(日本語報道は期間の通算としています)。公式アカウントの投稿には、日本を対象と名指しした記述も、国や地域を限定した記述もありません。地域制限は前述のとおりヘルプ側に別途あります。
延長の理由も、さらに延ばすのか打ち切るのかも、Googleは何も説明していません。
日本語メディアはまだ「8月5日まで」で止まっている
もう1つ実用的な点があります。
日本語メディアで延長を報じたものは、8月9日11時の時点で確認できていません。窓の杜は「8月4日23時59分(太平洋時間)まで」、PC Watchは「期間は8月5日15時59分まで」と、いずれも当初の期限の記述で止まっています。
つまり日本語の情報だけを見ていると、すでに終わったと思って使わないままになる可能性があります。実際にはあと3日残っています。
なおGoogleは8月7日23時に、The Keywordで制作者(builders)5組による作例記事も公開しています。同一シーンの約20視点への切り替え、音声指示だけで昼から夜へ、さらに曇り空と雨音の追加、紅葉、地面の積雪へと環境を変える、といった作例が並びます。
ただしこの記事は新機能・新価格・新提供地域の発表を含みません。末尾に利用経路として、Geminiアプリ、Google Flow、Google AI Studio、Gemini API、Gemini Enterprise Agent Platformの5つが挙げられています。
所感:終わったと思われたまま終わる無料枠
この件で気になったのは、情報の伝わり方でした。
延長は、確認できた範囲では公式アカウントの英語投稿1件で告知されただけです。ヘルプにも書かれていない。日本語メディアは当初の期限のまま止まっている。この状態だと、日本の利用者の多くは終わったと思ったままです。
無料開放は本来、使ってもらうためにやるはずのものです。延長したのに延長が伝わっていないなら、延長した意味が半分くらい消えます。
締切は日本時間8月12日15時59分です。この記事を読んだ時点でまだ間に合います。
④xAI、画像モデル「Imagine Image 2.0」を提供開始(現地8月7日)

xAIがGrokの画像生成・編集を刷新したモデルを一般提供しました。
grok.com/imagineとアプリの新Quality Modeに
提供形態から押さえます。
公式ページの記述は「Imagine Image 2.0は、grok.com/imagineとiOS・Androidアプリの新しいQuality Modeとして、一般提供が始まりました」です。ウェブとアプリの両方で、Quality Modeの中身がImagine Image 2.0に切り替わる形になります。
告知ページは現地2026年8月7日付で、時刻の表記はありません。構造化データの公開日時も日付だけで、日本時間の何時に出たのかは特定できません。
狙いも書かれています。「使える画像を実際の仕事で作れるようにする、という単純な目標を軸に2.0を作った」。そのうえで、指示に細部まで従うこと、デザイナーのように文字組みとレイアウトを設計するので、情報量の多い複数要素の画像でも崩れず、小さな文字も鮮明に出ることを挙げています。
APIについては「API access is coming soon.」とだけ書かれており、提供開始日はありません。
部分編集・背景透過・最大5枚の参照編集。用途別テンプレートも
編集機能が今回の中心です。原文は「最初の生成が最終成果物になることはまれ」としたうえで、4つを挙げています。
- magic wand:指した領域だけを編集し、それ以外はそのまま残す
- Segmentation:変更したい範囲を精密に選択する
- Background removal:被写体を透過背景で書き出し、他の制作物にそのまま置ける
- Multi-ref editing:1回の生成で最大5枚の入力画像を受け付け、手作業の合成を不要にする
加えてSmart resizeがあり、比率を選ぶとモデルが枠を埋めます。Templatesは、よく使う作業を初期設定済みの出発点にまとめたもので、写真編集、商品写真、ヘッドショット、アイコン、ゲームアセットなどの用途別に用意されています。
背景透過の書き出しと部分編集は、資料作成やSNS画像を作る人には効きます。
「世界2位」はArenaのElo。xAI自身が示した数字である
性能の書き方には注意が要ります。
原文は「テキストから画像への生成と、画像編集の両方で世界2位につけている」としています。出典はArenaのImage EditとText-to-Imageのリーダーボードで、いずれもOverall Elo、2026年8月7日時点と注記されています。
これはxAI自身が自社ページに掲げた数字です。順位の元データはArenaという第三者のリーダーボードですが、本記事でその画面を直接確認したわけではなく、xAIが8月7日時点として引用したスナップショットにとどまります。リーダーボードは日々動きます。
同じ注記の中に「xAIのモデルはArena上でSpaceXAIとして掲載されている」という1文もあります。x.aiのページタイトルも現在はSpaceXAI表記です。ただしこの記事に社名の経緯を説明する記述はなく、フッターは今も「© 2026 X.AI LLC」のままなので、社名の扱いは断定できません。
対象プラン・料金・日本での提供可否・日本語プロンプトへの対応・生成回数の上限・段階展開の有無は、いずれも書かれていません。
所感:背景透過が「機能」として並んだことのほうが実務的だった
性能の順位より、僕は機能の並びのほうが実感に近いと思いました。
背景を抜いて透過で書き出す、指した場所だけ直す、比率を変えて枠を埋める。どれも派手ではありませんが、生成した画像を実際に使おうとしたときにぶつかる作業です。
これまでは生成したあと、別のツールに持っていって切り抜いていました。それが同じ画面で終わるなら、手戻りが減ります。用途別のテンプレートが並んだのも、そういう方向の設計だと読めます。
ただ、対象プランが書かれていないので、自分のアカウントで出るかどうかは開いてみないと分かりません。
⑤弥生・freee・マネーフォワードが同じ8月7日に会計・税務AIを発表(8月7日)

国内の会計ソフト大手3社が、同じ日に生成AIを使った新機能を発表しました。3社の個別発表であり、共同発表ではありません。弥生とfreeeは会計事務所・税理士事務所向け、マネーフォワードは上場企業・上場準備企業の連結決算向けです。
弥生は記帳代行AIのβ版。証憑の分類から仕訳生成まで
まず弥生です。「弥生の記帳代行AI」のβ版の提供を開始しました。原典では「β版として一部のユーザーに提供します」とされています。
原文は「弥生独自のLLMエンジンにより、証憑の自動分類から仕訳生成までを数分で完了。『弥生会計AE』とも連携し、工数負担の多かった記帳代行業務を証憑のアップロードと確認業務だけにします」です。
β版は無料ですが、利用には会計事務所向けのパートナー制度「弥生PAP」への加入が必要です。体験の申込期間は2026年8月7日から9月14日まで。β版はサービスの提供範囲の関係でグローバル固定IPアドレスが必要で、用意できない場合はβ版を提供できないことがあるとされています。正式版については「制限が発生することはございません」と書かれ、時期は2026年10月頃を予定しています。
「数分で完了」の対象範囲も明示されています。「領収書・通帳・クレジットカード明細など、種別の異なる証憑を100枚アップロードしても、数分で作業を完了します」とあり、注記で「100枚程度の証憑を想定。サービスの稼働状況により異なります」と限定されています。
freeeは8月28日公開、9月15日から有償提供へ
freeeは予告の形です。
8月28日から開催する「freee Advisor Day 2026」(福岡8月28日・大阪9月3日・東京9月15日の3都市)で「freee顧問先管理 | AIエージェント」を公開すると発表しました。構成は①記帳、②ルール整備、③月次チェック、④申告書チェックの4種のプリセットエージェントで、有償提供の開始は9月15日です。
先行して、8月28日からfreeeアドバイザー制度のシンプル/プライムプラン契約事務所に申告書チェックエージェントを無償提供し、月次チェックエージェントは8月28日から9月14日まで期間限定で無償とされています。ただし申告書チェックについては有償化の日付が書かれておらず、「今後の提供条件については、決定次第お知らせします」とされています。
あわせて、士業向けのAIエージェント開発基盤「freee Agent Hub」を8月28日に正式提供します。2026年5月からオープンβだったもので、ノーコードでカスタムのエージェントを作って共有できるようになります。事業所単位で作業空間を分け、「認証情報・コンテキスト・ブラウザセッション・ファイルのすべてが顧問先ごとに隔離され、顧問先間の情報取り違え事故を構造的に防止した上で」使えるとしています。
9月15日からの有償提供時の価格は書かれていません。
マネーフォワードは連結決算のAI点検。特許は出願段階
マネーフォワードは連結会計です。
『マネーフォワード クラウド連結会計』でAIエージェント「連結決算レビューエージェント」の提供を開始しました。
対象は連結パッケージと連結精算表の貸借対照表・損益計算書です。貸借の一致、理論値との整合性、前期・前年同期との比較による異常値候補の検出を自動化し、結果を「要確認」「注意」「問題なし」など重要度別のレポートで一覧にします。異常を検知したときは「AIによる修正ヒント」として該当科目や推定原因が表示されます。
同社は「特許の出願手続きを済ませております」と記載しています。取得ではなく出願です。セグメント別損益計算書やキャッシュ・フロー計算書への対応拡充、チェックルールのカスタマイズ機能、統計・時系列分析による異常検知などは「今後」とされています。
3社に共通する限定として、いずれも対象は事務所や法人の側で、一般の利用者向け機能ではありません。使用しているモデル名や精度の数値も、3社とも書かれていません(弥生のみ「独自LLMエンジン」と記載)。原典に公開時刻の記載がないため、窓の起点より前に出ていた可能性は排除できません。
所感:置き換えにきたのは記帳ではなく、チェックのほうだった
3社を並べて意外だったのは、対象業務の重なり方でした。
記帳の自動化は前からある話です。今回目立ったのは、freeeの月次チェックと申告書チェック、マネーフォワードの連結決算レビューという点検の側でした。人が目で追って突き合わせていた工程です。
確定申告や記帳を税理士に任せている人にとっては、直接触る機能ではありません。ただ、点検の工数が減れば、回り回って料金や納期の形で戻ってくる可能性はあります。
同じ日に3社が同じ方向を向いたのは偶然ではないと思いますが、原典にその説明はありません。読めるのは、3社が同じ工程を次の競争領域だと見た、というところまでです。
⑥OpenAIがNextSlideを買収していたと創業者が公表(8月8日)

AIでスライドを作るスタートアップの買収が、創業者側から明かされました。OpenAIからの発表はありません。
「数か月遅れ」の公表。買収は今年すでに成立していた
事実の出どころから押さえます。
NextSlide創業者のAhmed Beshry氏がLinkedInに投稿し、「数か月遅れましたが、ようやく共有できて嬉しいです。今年に入ってから、OpenAIがNextSlideを買収しました」と書きました。投稿は日本時間8月8日2時34分です。
買収そのものは「今年に入ってから(earlier this year)」成立しており、公表が数か月遅れたと本人が書いています。原文に「前半」にあたる語はなく、月日も書かれていません。
同社サイトのnextslide.aiは現在、買収の告知だけを表示する状態になっています。検索やSNS向けのメタ説明文には「NextSlideはOpenAIに買収されました。創業者Ahmed Beshryからのメッセージ」とあり、画面上の見出しは「NextSlideはOpenAIに加わります」です。
行き先も明記されています。サイト側が「NextSlideのチームは現在OpenAIにいて、ChatGPTの構築を手伝っています」、LinkedIn側が「私は現在OpenAIでプロダクトを担当し、ChatGPTの構築を手伝っています」。
LinkedIn投稿の謝辞では、「NextSlideのビジョンを見抜き、私たちをOpenAIに迎え入れてくれた」人物としてFidji Simo氏が名指しされています(同社サイトに同氏への言及はありません)。
作っていたのは「メモや資料からスライドを作る」製品だった
何の会社かを確認します。
同社サイトの創業者名義の文章は次のとおりです。「プロンプト、メモ、書類、リサーチを、体裁の整った編集可能なプレゼンテーションに変える製品を作りました。誰でも自分の知っていることを共有しやすくするためです」。
創業時期については「NextSlideを始めたのは1年ちょっと前」とだけ書かれています。
OpenAI自身は、この件について公式サイトにも公式アカウントにも一切投稿していません。したがって「OpenAIが発表した」とは書けません。書けるのは「創業者が明かした」までです。
買収額もChatGPTへの実装計画も書かれていない
限定を確認しておきます。
買収額・条件は一次情報に記載が一切ありません。移籍した人数も不明です。NextSlideのサービスを終了したのか、既存の利用者が作ったデータがどうなるのかも書かれていません。
そしてChatGPTにスライド生成機能を載せるという計画や時期は、原典のどこにも書かれていません。書かれているのは「ChatGPTの構築を手伝っている」までです。ここから先を推測して書くと、原典を超えます。
日本での提供や日本語対応に関する記述も、当然ながらありません。
所感:発表がないほうが、かえって輪郭が見えた
この件で面白かったのは、OpenAIが何も言っていないことでした。
大きな買収なら公式発表があります。今回は創業者のLinkedIn投稿と自社サイトの告知だけで、しかも本人が「数か月遅れました」と書いています。買収の規模としては、公式に出すほどではなかったということだと読めます。
一方で、チームがそのままChatGPTの開発に入っているという記述は具体的です。人を採るための買収だったと読むのが自然だと思いました。
ChatGPTでスライドを作りたい需要は大きいので、そこにつながると書きたくなります。ただ原典はそこまで書いていないので、ここでは止めておきます。
⑦ChatGPT Atlasが本日8月9日に停止予定(告知は7月9日)

ChatGPT Atlasの停止予定日が本日です。告知は7月9日で窓の外ですが、期限が今日であるため取り上げます。
公式の告知は2件。約30日の猶予という設計だった
告知の内容を確認します。
告知は2件です。ChatGPTリリースノートの2026年7月9日付の項目「Retiring Atlas」と、ヘルプセンターの専用記事「Evolving Atlas into ChatGPT for browser-based agentic work」。
リリースノートの原文は「ブラウザ上のエージェント機能をChatGPTとCodexに取り込むにあたり、Atlasを廃止します。Atlasは2026年8月9日に動作を停止する予定です」。
ヘルプのFAQには設計の意図も書かれています。「利用者に約30日間の終了期間を設けています。告知の予定日は7月9日で、Atlasは2026年8月9日に動作を停止する予定です」。
今回の窓(8月7日11時から8月9日11時)に、この件の続報・変更・延期の告知は一切ありませんでした。リリースノートの英語版と日本語版、公式ニュース、ステータスページのインシデント一覧のいずれにも、この件の新しい記述はありません。移行を説明したヘルプ記事の更新表示も7月16日から動いていません。
ブックマーク・タブ・履歴は自動で移らない。今日中の書き出しが要る
利用者に実害が出るのはここです。
7月9日のリリースノートによると、ブックマーク、開いているタブ、閲覧履歴といったAtlasのブラウザデータは自動では移行されません。CookieとパスワードをChatGPTデスクトップアプリへ、ブックマークをChromeへ書き出すよう案内しているのも、このリリースノートです。
ただし移行を説明したヘルプ記事のほうは、開いているタブと閲覧履歴について「自動的には移行されない場合があります」と書いており、原典の中でも表現に揺れがあります。
停止後については「その日以降、Atlasは起動やブラウジング、ブラウザ上のエージェント処理に対応しなくなる可能性があります」と書かれています。起動自体ができなくなる可能性が示されています。
なおCookieの書き出しは「Atlasは可能な場合に書き出しの選択肢を提供します」という条件付きの書き方で、全員に提供されるとは書かれていません。
移行先については、新しいChatGPTデスクトップアプリを「macOSとWindows向けに全世界で利用可能」としています。条件付きなのはChrome拡張とサイドバーのほうで、「プラン、地域、デバイス、ブラウザ、ワークスペースの設定によって変わる場合があります」とされ、日本を名指しした記載はありません。
「8月9日」がどの時間帯かは書かれていない
ここは慎重に扱う必要があります。
原典は「August 9, 2026」がどのタイムゾーンの8月9日かを書いていません。確認した日本時間8月9日11時の時点で、米国太平洋時間はまだ8月8日です。つまり期限自体がまだ来ていない可能性が高い状態です。
実際に停止したという公式の記録・告知は、現時点で存在しません。したがって「すでに停止した」とは書けません。書けるのは「7月9日の告知で本日が予定日とされている」「8月9日11時の時点で続報も延期の告知もない」までです。
日本語版のリリースノートは英語版より更新が遅れているため、日本語での告知状況が英語版と同じとは限りません。
所感:30日の猶予は、最終日に気づく人には30分と同じ
この件で思ったのは、告知の届き方でした。
7月9日に告知して8月9日に止める。約30日の猶予という設計は、手順としては丁寧です。ただ、その1回の告知を見ていなければ、猶予は存在しないのと同じになります。
しかも自動移行されないのは、ブックマーク、開いているタブ、閲覧履歴です。どれも「あとで見よう」と思って溜めておくものばかりです。
もしAtlasを入れていたなら、今日のうちに開いて書き出しておくのが安全だと思います。予定日がどの時間帯かは書かれていないので、余裕があるとは限りません。
⑧GitHub、Copilotの効果測定に投資対効果欄とエージェント別集計(8月8日)

GitHubがCopilotの計測まわりで2件の更新を出しました。別々の発表を、測定というテーマで並べています。
「投資対効果の可能性」の欄が追加。コストとPR数を並べて比べる
1件目は日本時間8月8日6時5分の更新です。
原文は「Copilotのインパクトダッシュボードに、Copilotへの支出と、そこから返ってくるプルリクエストの成果を結びつける『投資対効果の可能性』の欄が加わりました」。
2枚のカードが、Copilotの使い込み度で開発者を比較します。「主にチャットとコード補完で作業している層(『パッシブユーザー』と『フェーズ1』)と、エージェント優先の開発者(『フェーズ2』と『フェーズ3』)を比較する」という設計です。
各カードの指標は3つです。実際のAIクレジット消費から算出した、その層の開発者1人あたりの平均月額コスト、それを開発者の報酬に対する割合で表したもの、開発者1人あたりの月間プルリクエストの平均数。給与帯を選ぶセレクタで、コスト由来の指標が即座に再計算されます。
閲覧できるのはエンタープライズのオーナー、支払い管理者、組織のオーナー、そしてCopilotメトリクスの閲覧権限を付与するカスタムロールを持つ人で、「Copilotの利用状況メトリクスのポリシーが有効になっている必要があります」とされています。
GitHub自身が「方向性を示す指標として扱え」と注記している
数字の性格が明記されています。
原文は「コストの数値はAIクレジット消費に基づく推計であり、給与のセレクタは実際の給与データではなくモデルへの入力値です。これらの指標は方向性を示すものとして扱ってください」と書いています。
つまりここに出る金額は実際の支出額ではありません。報酬に対する割合の分母も、利用者が選んだ給与帯という仮定値です。「投資対効果が何%改善した」といった実績値は原典に存在しません。
同じ更新で、コホートの人数の数え方も変わりました。28日間の期間中に活動した全ユーザーを数えるようになったため、人数が目に見えて増える見込みとされています。影響を受けるのはこのダッシュボードだけで、APIと書き出しは変わりません。
APIはClaudeやCodexをエージェント別に集計
2件目は同日3時20分の更新です。
原文は「GitHubにエージェントアプリが登場して以来、各チームはClaudeやCodexといったパートナーのエージェントをGitHubのワークフロー内で直接動かせるようになっていました」としたうえで、「Copilotの利用状況メトリクスAPIが、その活動をエージェント単位に分けて報告するようになりました」と書いています。
新設されたのは「totals_by_3rd_party_agent」という任意の配列で、認識されたエージェントアプリごとに1件ずつ入ります。中身はエージェント名、ID、利用者が開始したエージェントアプリのジョブ起動回数、セッション数です。セッション数はエンタープライズや組織の集計レポートにのみ含まれ、利用者単位の項目では省かれます。
背景としてGitHubは、これまで「Copilotコーディングエージェントの作業と、他のエージェントを通じた作業を区別する方法がなかった」と認めています。「識別できないエージェントの活動は省かれます」「この変更は後方互換です」とも書かれています。
なおこれはClaudeやCodexがGitHubで新たに使えるようになった話ではありません。すでにエージェントアプリとして存在していたものの、計測が細分化されただけです。2件とも組織の管理者やAPI利用者向けの変更で、対象Copilotプランの明示も、一般提供か公開プレビューかの区別も本文にありません。
所感:測る対象が「Copilotだけ」ではなくなったことのほうが大きい
2件のうち、僕は後者のほうが変化として大きいと思いました。
これまでGitHubは、利用状況メトリクスの上ではCopilotコーディングエージェントの作業と他社のエージェントの作業を区別できていなかったと自分で書いています。同じワークフローの中でClaudeもCodexも動いていた。それが今回、エージェント別に数えられるようになりました。
数え方が変わると、比べられるようになります。「どのエージェントにいくら使って、何が返ってきたか」を並べる材料が増えるからです。
一方で投資対効果の欄は、GitHub自身が推計だと明記しています。そのまま予算の根拠にできる数字ではないと読むのが正しいと思います。
⑨Claude Code v2.1.225、ゲートウェイの上限額を表示(8月8日)

Claude CodeのCLIに、課金と安全に関わる更新が入りました。②の自動モードの既定化とは別の話です。
ゲートウェイの上限に達したとき、上限額とリセット時刻が出る
内容を確認します。
v2.1.225は日本時間8月8日10時9分に公開されました。主な追加は3点です。
1点目が課金の表示です。原文は「Claude Codeの利用量警告にゲートウェイの支出上限への対応を追加しました。上限到達のメッセージが、上限額、そのリセット時刻、運用者からのメッセージを示すようになります」。ただし条件があり、ゲートウェイ側も2.1.225である必要があると原文に明記されています。
2点目が安全の確認です。「claude agents」で信頼されていないディレクトリを開いたとき、通常の起動と同じワークスペースの信頼確認が出るようになりました。
3点目が、SendMessageが他のマシンで動くリモート制御のセッションに対して、相手から先にメッセージが来るのを待たずに名前を指定して会話を始められるようになったことです。
直った不具合は9件、認証とセッション復元が中心
残りは不具合修正が中心です。
認証まわりでは、一時的な401エラーで長期有効のトークンが保存済みログインの短命トークンに置き換わり、再起動するまでヘッドレスのセッションが壊れる問題と、macOSでキーチェーンの読み取りがタイムアウトした後にMCPのOAuthサーバーが401を連発する問題が直りました。
そのほか、自動モードが自身の権限チェックに対する安全フィルタの拒否を連続ブロック数に数えていた問題、巨大な会話の圧縮後にリモート制御のセッション再開で会話履歴が壊れる問題なども挙がっています。
リモート制御まわりの改善として、Claudeアプリから添付した写真が、別のツール呼び出しでディスクから読み込まれるのではなく直接モデルに渡されるようになりました。
同じ8月8日の11時48分、v2.1.225のわずか1時間39分後に公開されたv2.1.226は、リリースノートが「Bug fixes and reliability improvements」の1行だけで、具体的な修正内容は公表されていません。
なお自己ホスト型のランナー(Team・Enterpriseプラン向け)と、セッションをまたぐSendMessage(macOSとLinux)自体は、1つ前のv2.1.224(日本時間8月7日13時)で入ったものです。8月8日に新登場したわけではありません。出典はGitHubのリリースノートのみで、公式ブログでの説明はありません。
所感:上限で止まったとき、いくらの上限かが分かるようになった
地味な変更ですが、実務では効くと思いました。
これまでは上限に達して止まったとき、何の上限にぶつかったのかが分かりにくい場面がありました。今回、上限額とリセット時刻と運用者からのメッセージが一緒に出ます。待てば復活するのか、掛け合う必要があるのかを、その場で判断できます。
ただし、ゲートウェイ側も同じバージョンである必要があると明記されています。個人で使っている人の画面に出るものかは、原典からは分かりません。
自動モードの既定化がこのバージョンで配られるとは、どこにも書かれていません。同じ製品の話でも別件です。
⑩ComfyUI v0.31.0がWan-Animate2などに対応(8月8日)

画像・動画生成の定番実行環境が更新され、動画系のモデル対応が一度に増えました。
モデル対応が4件増えた一方、Klingの旧モデルは削除された
内容を確認します。
v0.31.0は日本時間8月8日12時10分に公開されました。リリース本文は変更点の箇条書きが33本並ぶだけで、各機能の解説文は付いていません。
モデル対応で増えたのは、本体側のWan-Animate2への対応と、パートナーノードとしてのByteDanceのSeeDance 2.5、Black Forest LabsのFlux 3 video、TopazのBloom 2とWonder 3.5です。
ただしリリース本文が「video」と明記しているのはFlux 3 videoの1件だけで、Wan-Animate2とSeeDance 2.5がどの種類のモデルかは本文に説明がありません。
なおFlux 3 videoは、8月5日のまとめで取り上げたFLUX 3 Videoに実行環境側が追随したものです。
一方で減ったものもあります。Klingの旧モデルとバーチャル試着APIが削除され、Reveのノードは非推奨になりました。既存のワークフローで使っている場合は動かなくなる可能性があります。
MiniMax-H3まわりの修正が多数。ただし読者層は限られる
修正の中心も見ておきます。
MiniMax-H3に関わる修正が多く並んでいます。int8_convrot VAEへの対応、ノイズマスクのサンプリングの修正、EasyCache使用時の音声破損の修正などです。
限定も書いておきます。各機能の詳細、必要なVRAM、対応ハードウェア、APIキーの要否、有料か無料か、日本からの利用可否は、いずれも書かれていません。パートナーノードと表記されているものは外部のAPI経由と読めますが、原典に明記はないので断定はできません。
そしてComfyUIは、基本的には自分で環境を用意して使うツールです(今回のリリースにも「READMEでデスクトップアプリをもっと目立たせる」という項目があり、公式のデスクトップアプリも用意されています)。名前を知っている読者は限られます。今日の10本の中では、いちばん対象が狭い項目になります。
所感:増えるより、消えるほうが手を止めさせる
このリリースで注意が要るのは、追加ではなく削除のほうだと思いました。
新しいモデルが増えるのは、使わなければ関係ありません。ところがKlingの旧モデルとバーチャル試着APIの削除、Reveノードの非推奨化は、すでに組んであるワークフローを止める可能性があります。
更新は基本的に上げたほうがいい。ただ、動いているものが動かなくなるのは、上げたあとに気づくことが多い。
該当するノードを使っている覚えがあるなら、更新の前にリリース本文を一度読んでおいたほうがよさそうです。
10本を貫く流れ:Xの9月7日とClaude Codeの8月14日、期限が4つ並んだ

今回の10本を並べて見えてくるのは、読者が動くべき期限が4つ、別々の日付で並んだということです。しかもどれも自動では処理されません。
いちばん重いのが①です。Xはクリエイター収益分配を9月7日で終了し、8月7日で新規受付を止めました。最後の3回の支払いは8月14日、8月28日、そして9月11日ごろ。新しいオリジナルコンテンツ報酬プログラムへの移行は自動ではなく、9月8日から順次開放される申請に自分で通す必要があります。対象国の一覧に日本が入っているのに、X自身による日本語の告知はまだ確認できていません。
②は8月14日です。Claude CodeでPro・Max・Teamの新しいセッションが自動モードで動くようになります。毎回の許可確認が分類器の事前遮断に置き換わり、3回連続または1セッション20回の遮断で手動承認に戻ります。戻し方はCLIでShift+Tab、デスクトップアプリならモードのドロップダウンです。
③は日本時間8月12日15時59分です。Gemini Omniで動画を10本まで無料で作れる期間が終わります。日本語メディアは当初の期限のまま止まっているので、終わったと思っている人が多いはずの状態です。
⑦は本日8月9日です。ChatGPT Atlasが停止予定日を迎えます。ブックマーク、開いているタブ、閲覧履歴は自動で移りません。ただし原典はタイムゾーンを書いておらず、8月9日11時の時点で停止の記録もありません。
期限つきの②と、期限のない④⑧には、共通するもう1つの動きがありました。作ったものをどう測るか、という話です。
⑧のGitHubは、Copilotへの支出とプルリクエスト数を並べる欄を作り、さらに他社のエージェントの利用をエージェント別に数えられるようにしました。②のAnthropicは、自動モードの根拠として捕捉率と有害操作の割合を並べました。④のxAIは、Arenaの順位を性能の根拠として示しました。
ただし、この3つの数字はどれも出した側が示した数字です。GitHubは自分で「方向性を示すものとして扱え」と注記しています。Anthropicはレッドチームの見逃し率について「実トラフィックの見逃し率として受け取るべきではない」と注記し、捕捉率の13.6%と89%は評価専用環境の実験値だと明記しています。
xAIも順位の出典を「2026年8月7日時点のArenaのOverall Elo」と注記しています。注記を落として数字だけを引くと、どれも実力の証明のように見えてしまいます。
読者の立場から見ると、今日の10本には共通の読み方がありました。日付が書いてある話は自分で動く必要があり、数字が書いてある話は誰が測ったかを見る必要があるということです。①②③⑦は、放っておくと期限が過ぎます。そのうち②と、④⑧には数字が並んでいますが、いずれも出した側が限定を付けています。⑥⑨⑩のように、日付も数字も控えめな項目のほうが、かえって読みやすい形になっていました。
まとめ:Xの収益分配からComfyUIまで、8月9日の10本
最後に、この記事の10本を1行ずつで振り返ります。
- ①Xの収益分配終了:8月7日で新規受付を止め、9月7日に廃止。最後の3回の支払いは8月14日、8月28日、9月11日ごろ。新プログラムへの移行は9月8日からの申請制で、日本も対象国に入っています
- ②Claude Codeのauto mode:8月14日からPro・Max・Teamの新規セッションが既定で自動モードに。毎回の許可確認が分類器の事前遮断に変わり、分類器分の追加課金は掲載当日から撤廃されました
- ③Gemini Omniの無料枠:動画10本を無料で作れる期間が日本時間8月12日15時59分まで延長されました。日本語メディアはまだ当初の期限のまま止まっています
- ④xAIのImagine Image 2.0:grok.com/imagineとiOS・Androidの新しいQuality Modeとして一般提供。部分編集、背景透過の書き出し、最大5枚の参照編集に対応し、APIは今後です
- ⑤会計3社の同日発表:弥生が記帳代行AIのβ版、freeeが4種のエージェントを8月28日公開と予告、マネーフォワードが連結決算レビューエージェントを提供開始しました
- ⑥OpenAIのNextSlide買収:今年すでに成立していた買収を創業者がLinkedInで公表。チームはChatGPTの開発に入っています。OpenAI側の発表はありません
- ⑦ChatGPT Atlasの停止予定:7月9日の告知どおり本日8月9日が予定日です。ブックマーク、開いているタブ、閲覧履歴は自動で移行されません
- ⑧GitHubのCopilot効果測定:ダッシュボードに投資対効果の欄が加わり、APIはClaudeやCodexなど他社エージェントの利用をエージェント別に集計できるようになりました
- ⑨Claude Code v2.1.225:ゲートウェイの支出上限に達したとき、上限額とリセット時刻と運用者のメッセージが出るように。ワークスペースの信頼確認も追加されました
- ⑩ComfyUI v0.31.0:Wan-Animate2、SeeDance 2.5、Flux 3 videoに対応した一方、Klingの旧モデルとバーチャル試着APIは削除されました
そのうえで、今日いちばん取り違えやすいところを3つだけ挙げておきます。
- ①は「AI生成が一律で報酬対象外」ではない:原典が名指ししたのはコピー、わずかな改変、寄せ集め、他プラットフォームからの転載の4つです。「自動化された手段で作成または投稿された」という1行はありますが、その定義も、AI補助と全自動の線引きも、判定方法も書かれていません
- ②は「もう既定になった」ではない:既定化は8月14日からで、対象は新しいセッションです。掲載当日から有効なのは分類器分の課金撤廃だけと原文に明記されています。同日公開のもう1本とは表現が食い違っています
- ⑦は「すでに停止した」ではない:原典は8月9日がどのタイムゾーンかを書いておらず、日本時間8月9日11時の時点で米国はまだ8月8日です。停止したという公式の記録も、延期の告知もありません
日付が4つ並んだ日でした。あなたが使っているサービスで、今月中に期限が来るものはいくつあるでしょうか。
よくある質問(FAQ)

Q1. Xで収益を受け取っています。何もしないとどうなりますか?
A. 9月7日で受け取りが止まります。X公式ヘルプは「2026年8月7日をもって、クリエイター収益分配プログラムへの新規登録の受け付けを終了し、2026年9月7日に廃止されます」と明記しています。現在参加している人は9月7日まで獲得を続けられ、最後の支払いは3回です。通常のスケジュールに沿って8月14日と8月28日に2回、9月7日までに発生した収益に対する最終支払いが9月11日ごろとされています。新しいオリジナルコンテンツ報酬プログラムへの移行は自動ではありません。「2026年9月8日から、既存の収益分配メンバーが新しいプログラムに申し込めるよう、順次アクセスを開放していきます」とあり、申請して要件を満たす必要があります。要件は、対象国に居住し18歳以上であること、X Premium・Premium+・Premium Businessのいずれかを契約していること、過去90日間で認証済み利用者からのホームタイムラインのインプレッションが50万以上(返信は除く)、認証済みフォロワー500人以上などです。最低支払額は30ドル(約4,800円)です。英語版ヘルプでは旧プログラムの最低支払額も同じ30ドルと書かれており、今回の切り替えで上がったわけではありません(日本語版ヘルプには10ドルと表示されていますが、同ページは新プログラムを反映しておらず記載が古いままです)。対象国の一覧に日本は含まれていますが、X自身による日本語の告知は8月9日11時の時点で確認できていません。単価や料率は公表されていないため、手取りが増えるか減るかは原典からは判断できません。
Q2. Xの新プログラムでは、AIで作った投稿は収益化できなくなるのですか?
A. 原典に「AI生成コンテンツは一律で対象外」とは書かれていません。ヘルプが「オリジナルでない」として名指ししているのは4つで、コピーされたコンテンツ、わずかな改変にとどまるコンテンツ、寄せ集めたコンテンツ、他のプラットフォームからの転載です。いずれもAIかどうかとは別の基準です。一方、支払対象外の条件を並べたリストの中に「自動化された手段で作成または投稿された」という1行があります。ただし原典は、automated means が具体的に何を指すのかを定義していません。下書きをAIに手伝わせた場合と全自動で投稿する場合の線引き、予約投稿ツールやAPI経由の投稿の扱い、判定の方法はいずれも書かれていません。同じページでAIが明示されるのは、2026年3月3日施行として書かれている「武力紛争のAI生成動画を開示なしで投稿すると90日間停止」という既存の条項だけで、これは今回の新設ではありません。したがって現時点で言えるのは、オリジナルでないものが4つ名指しされ、自動化された手段という条件が1行入ったまでです。
Q3. Claude Codeを使っています。8月14日に何が変わって、元に戻せますか?
A. Pro・Max・Teamプランの新しいセッションが、既定で自動モードになります。原文は「8月14日から、Pro・Max・Teamプランの新しいセッションは自動モードで動きます」と書いています。自動モードでは毎回の許可確認が出なくなり、代わりに「取り返しがつかない、破壊的である、あるいは自分の環境の外に向かう操作を遮断することを狙った分類器」がツール呼び出しを1件ずつ通します。遮断されると、Claudeが安全な代替を探すか直接確認し、「3回連続で遮断されるか、1セッション中に20回遮断される」と手動承認に戻ります。戻し方は明記されていて、CLIならShift+Tab、デスクトップアプリならモードのドロップダウンです。すでに自分で既定をピン留めしている場合は「何も変わりません」とされ、別の既定を設定している場合は1度だけ確認が出る可能性があります。管理者は管理設定の「defaultMode」でピン留め、「disableAutoMode」で完全に無効化できます。なおEnterprise、Claude API、AWS上のClaude Platform、Amazon Bedrock、Google CloudのAgent Platform、Microsoft Foundryは「今のところオプトインのまま」で、来月中に既定化する予定とだけ書かれています。Freeプランについては記事中で一度も言及がありません。Anthropic自身も末尾で「分類システムに依存しているので、リスクをなくすものではない」と留保しており、本番インフラへの重大な変更についてはClaudeの操作を自分で確認するよう推奨しています。
筆者より
今日は、直近24時間がほとんど空でした。米国の土曜日に丸ごと重なったためで、8つの角度から調べて一次発表が4件、そのうち記事として読ませられるものが1本だけ。窓を48時間に広げて、ようやく10本になりました。
そのぶん、拾い直した8月7日ぶんに大きいものが残っていたのは意外でした。とくにXの収益分配終了は、日本が対象国に入っているのに、X自身による日本語の案内がまだ出ていません。
書きながらいちばん気を使ったのは①です。「XがAI生成を収益化から外した」と書けば読まれるとは思いました。ただ原典が書いているのは、オリジナルでない4分類と、自動化された手段という1行だけです。定義も判定方法もありません。そこを超えないように何度か書き直しました。
③のGemini Omniは、締切が今週水曜です。日本語メディアが当初の期限のまま止まっているので、この記事で知る人がいるかもしれません。まだ間に合います。
事実関係の誤りや新しい情報にお気づきの点があれば、コメント欄で教えてください。
参考資料
- X 公式ヘルプ「Creator Revenue Sharing」(新規受付終了・9月7日廃止・最終3回の支払い・最低支払額30ドルを確認)/同「Original Content Rewards」(参加要件8項目・オリジナルでない4分類・対象国一覧を確認)/X 公式規約「Original Content Rewards Terms」(発効日2026年8月7日)/X 公式アカウント @XCreators の投稿(日本時間2026年8月8日6時6分)/同ヘルプ日本語版(8月9日時点で旧内容のままであることを確認)
- Anthropic 公式ブログ「Auto mode is now the default in Claude Code for Pro, Max, and Team plans」(現地2026年8月7日付)/同「Running auto mode in production」(同)/GitHub anthropics/claude-code のリリース v2.1.225・v2.1.226・v2.1.224
- Gemini 公式アカウント @GeminiApp の投稿(日本時間2026年8月7日、無料枠の延長告知)/Google「The Keyword」の Gemini Omni 作例記事(現地2026年8月7日付)/Google 公式ヘルプの Gemini 動画生成に関する日本語ページ(通常時の利用条件)
- xAI 公式サイト(サイト上の表記はSpaceXAI、フッターの法人表記は X.AI LLC)「Imagine Image 2.0」(現地2026年8月7日付・時刻表記なし、Arena の Overall Elo は2026年8月7日時点との注記)
- 弥生 プレスリリース「生成AIを活用した『弥生の記帳代行AI』β版を提供開始」(2026年8月7日・証憑100枚で数分の記述と注記を確認)/freee ニュースリリース(同日、freee顧問先管理 | AIエージェントおよび freee Agent Hub)/マネーフォワード ニュースリリース(同日、連結決算レビューエージェント)
- NextSlide 公式サイト(買収の告知)/NextSlide 創業者 Ahmed Beshry 氏の LinkedIn 投稿(日本時間2026年8月8日)/OpenAI 公式ニュースおよび公式アカウント(本件への言及がないことを確認)
- OpenAI ヘルプセンター「ChatGPT — Release Notes」の2026年7月9日付項目「Retiring Atlas」/同「Evolving Atlas into ChatGPT for browser-based agentic work」/OpenAI のステータスページのインシデント一覧(窓内に新規記録がないことを確認)
- GitHub Changelog「Copilot impact dashboard adds a return on investment section」(現地2026年8月7日付)/同「Copilot usage metrics API adds agent app activity」(同)
- Comfy-Org/ComfyUI のリリース v0.31.0(日本時間2026年8月8日)












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